MERIDA REACTO 4000 カーボンフレーム ペイントリペア2

前回の続きで MERIDA の REACTO 4000 のフレームをペイントリペアをさせていただきました。

フォークと同様に、フレーム全体に細かな傷が散らばってあるのと、つや消し塗装部分の白化を補修いたします。

目次

作業工程

白化の処理方法はフォークのリペアで決まったので、まずは多数の傷をパテで埋めたりサンディングで処理してきます。

パテ処理後

フォークのカラーと同じく、フレームもメインカラーはカーボン地の透けるクリヤーマットブラックなのでサーフェイサーを使用できません。

なので、パテやサンディングの処理が完了後に白化部分も一緒にクリヤーブラックを塗装します。

グロスブラックカラー部分は深い傷はありませんでしたが、全体的に薄い傷やボカシ塗装を行ったような部分があったので、グロスブラックカラー部分以外をマスキングをしてから薄く全体を塗装してしまいます。

おそらく過去にボカシ塗装を行った跡

最後にネオングリーンカラーの部分も若干の傷があるので補修しておきます。

全ての傷や白化部分にカラー塗装できたらフレーム全体にトップクリヤーを塗装します。

この時点では艶消し艶在り関係なく、全て艶在りのクリヤーで塗装してしまいます。

塗装が硬化したら先に艶在り部分をポリッシングして完成させてしまいます。

グロスブラックカラー部分

ポリッシング後に艶在り部分は全てマスキングしてしまいます。

艶在り部分をマスキング後

マスキングが完了したら、艶消しで仕上げる部分に足付け作業を行ってからマットクリヤーを塗装します。

最後に全てのマスキングを剥がしたらペイントリペア完了です。

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