今回は Campagnolo SUPER RECORD のカーボン製ブレーキレバー、クランク、リヤディレイラーの傷を補修させていただきました。
左ブレーキレバーの傷が一番深く、強度的には問題無さそうですがカーボンにまで傷が入っています。
目次
作業工程
まずは作業中に汚さないように、補修する部分以外はシートで覆ってマスキングしてしまいます。
続いて洗浄と脱脂をして、塗装する範囲に1500番程度の研磨布と足付け用コンパウンドで足付け作業を行います。
コンパウドを綺麗に除去したら深い傷にはパテを盛ります。
今回補修する傷は全てカーボン素材が透けて見えるクリヤー仕上げの部分についているので、パテは無色透明の物を使用します。
浅い傷には濃いめの上塗り用クリヤーを筆塗して成形します。
傷の凹凸が無くなったらボカシ塗装でクリヤーを塗装します。
クリヤーが硬化したらポリッシャーで磨いて補修完了です。